PC-Fixsでは、作業レポートを掲載しています。
事例の一環として納期や料金など参考になりますと幸いです。
Seagate ST3000DM001 FusionDrive構成 重度物理障害
カテゴリ:Mac, データ救出・復旧 pcfixs_f.iino | 2020/08/31
Apple iMacからのデータ復旧事例です。
今回は、他社に依頼したものの高額だったとのことで、弊社にデータ復旧およびパソコンの修理を改めてご依頼頂いたケースです。
今回、特殊なのはFusionDriveといってapple独自のSSDとHDDを組み合わせたRAID構成となっていることです。
SSDが高価なためSSDをキャッシュとして利用し、HDDと組み合わせることで安価かつHDD単体よりは高速動作するテクノロジーです。
ただし、データ復旧を行うとなると難易度が上がり障壁となります。
とはいえデータ復旧の技術も日進月歩なので、最近はFusionDriveと言えど特に問題なくデータ復旧可能です。
今回もっとも問題となるのはHDDの重度物理障害です。ST3000DM001で頻発しているヘッド故障とプラッタ故障がこのケースでも発生していました。
他社の作業レポートから判断すると、ヘッド吸着を解除してイメージ取得を開始、1本状態が悪いヘッドがあり、先に正常ヘッドのみでイメージを取得。状態が悪いヘッドからもイメージを取得しようとしたところで、すぐトドメが刺さって現在の状況になってしまったようです。
吸着解除後の悪化は珍しいのでレアケースです。運が悪かったものと思われます。
開封したところ、想定通りリングスクラッチが1面発生していましたが、残りの面からデータ復旧を試みることができます。
FusionDriveかつ、リングスクラッチというのは最大難易度と言って良いかもしれない内容でしたが、作業は成功。
理論的に救出可能なデータはすべて救出可能でした。
なお他社見積額についてですが約50万だったとのことです。弊社では約半額で対応させて頂きました。
しばしば弊社のご提示価格でも、かなり高額である印象を持たれてしまうこともあるのですが、実際は業界相場よりだいぶお安く対応させて頂いております。
相見積も歓迎しております。諦められないデータ、是非弊社にご相談ください。
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タグ:FusionDrive, プラッターダメージ, 磁気ヘッド故障, 重度物理障害
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