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Dell Dimension 4500C IDE接続HDD データ復旧
カテゴリ:HDD・SSD, Windows, データ救出・復旧 y.yamamura | 2018/11/04
今回、お持込頂いたPC はDell Dimension 4500C です。
お問い合わせ時に、「古いPCでも大丈夫ですか?」とおっしゃっていました。
古いPCの修理の場合、メーカーでは部品を保有している年数がある程度決まっているので、部品がないという理由で断られる場合が多いです。
しかし、メーカーに部品がないと言われたものでも、古いPCの方が使用している部品自体が、基本的な規格に沿って作られているものが多い為、
修理できるものはたくさんあります!!
今回は、お家で眠っていたPCの中に欲しい写真があるはず。修理ではなく、データ復旧でのご依頼でした。
HDDのデータ復旧の場合、新しくても古くても、ほんの一部を除いて規格に合わせた接続の物しかありません。
ご安心ください!!
ということで、お預かりしました。見た目は普通のDesktopです。
これは少し面白い分解のPCになります!わくわくしながら開けていきます・・・
Desktopの前面を起点にして、ぐるっと180度開きます。
しかも、HDDの取り付け位置はフタ側です!!
最近の機種では見られない構造です。
昔、子供のころに買ってもらった、スーパー戦隊物のおもちゃのようなわくわく感です。
そんなことはさて置き、HDDを取り出し診断していきます。
結果は、ヘッドの経年劣化と多少の不良セクタです。
ゴムが入っているので、使用していなくても時間がたつにつれ、劣化は進んで行ってしまいます。
全部のデータを取りきるまで、ヘッドがもってくれれば中度の物理障害でのデータ復旧になります。
途中でヘッドの状態が悪化すると、ヘッド交換が必要になるので、重度障害に発展してしまいます。
安全のため、読み込み速度を調整しながらなるべくヘッドに負荷をかけないようにデータを取り出していきます。
ずーっと様子を見ながら調整しながら行っていた甲斐あって、ヘッドの交換することなく最後までデータを取り出すことが出来ました!
一安心です。
このころはHDD自体の容量も少ないので、USBメモリーにデータを保存しての納品です!!
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タグ:4500C, DELL, Dimension, HDD, IDE, データ復旧
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