故障症状

今回は、Fujitsuノートのお持ち込みです。

バッテリーは既に自身で取外されていました、TypeC端子は結線するとぐらつく状態です。

第7世代intel CPUのためWindows11には対応しませんが、思い入れのあるパソコンとのことで診断のご依頼となりました。

基板の修理とバッテリー交換になりそうな予感です、まずは診断してみましょう。

こちらが取外した基板、2個ある端子の内1つが接触が悪く、もう一方はなんとか充電可能な状態。

TypeC端子の交換は少しリスクがありそうです。

診断結果

片側の端子で給電は可能なため、BIOSやWindowsの動作はOK。

バッテリーは交換用の新品が取り寄せ可能でした。

問題のTypeC端子ですが、2個で一体部品のため基板修理にはリスクがあること、基板丸ごとの交換修理費用がほぼ同等なことから、

バッテリーと基板の交換修理のご提案となりました。

※本来であれば基板交換費用のほうが高額になりやすいのですが、経過年数から部品価格が安く同等費用になっていました。

修理期間

2週間程度(海外からの部品取寄期間を含みます。)

修理内訳

同仕様の基板を丸ごと交換。

バッテリーも併せて取り付けしています。

基板を取付けていきます。

上が故障したもの、下側が新しい基板です。

起動確認を行い、修理完了です。

修理結果

基板とバッテリー交換のみのため、Windows環境はそのままに修理が無事に終わり、納品となりました。

今回はサポートの切れた世代の修理でしたが、まだなんとかなります。

可能な限り修理のご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

サポートが切れた古いパソコンでもPC-Fixsへ、まずはお電話やメールでお問い合わせください。