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DELL Vostro 3500 起動時にManufacturing Mode Activeが表示される症状の修理
カテゴリ:Windows pcfixs | 2024/04/29
DELL Vostro 3500の修理事例です。
電源を入れると、Manufacturing Mode Activeと8AC6D992というエラーコードが毎回表示される状態です。
その際、英文でAlt + F を入力すればこのNormal Running Modeに移行できるとのメッセージが表示されているので、AltとFを同時押ししてもモードが切り替わらず、結局毎回Manufacturing Mode Activeのまま。というのが症状です。
長くなり申し訳ございません。
この現象ですが、サービスタグが入力されていなかったり、モデル情報が欠けてしまっていたりするとこの症状が出るようです。
そこで、今回はこれらを全て確認しましたが全て問題なし。
とすると、何が壊れているのでしょうか。
Manufacturing Modeとは、簡単に説明すると言葉通り製造時のモードです。製造時にサービスタグやモデル情報などを登録する前の状態です。出荷時は当然このモードはオフにされるべきです。
もちろん出荷された状態ではオフになっていたはずで、今回Activeになっているということであればなんらかの故障によるものということです。
故障している箇所の結論は、BIOSというマザーボード内のプログラムです。BIOSの中でもIntel MEと言われる領域が破損していました。
MEは重要な役割を果たしていますので、ここが壊れると、さまざまな問題が生じます。
ファンの動作に異常が生じたり、動作中突然電源が落ちたりなどが代表的なものです。
今回はME以上でしたので、実際にDELLの診断テストを走らせたところ、CPUファン異常も発生していました。
そのため、単にManufacturing Modeが表示されているだけだと考え放置するのは良くなく、しっかりMEを直す必要があります。
MEにはバージョンがあり、新しいものほど修復が複雑になります。
今回はME15という新しいものでしたが、無事修復に成功し、Manufacturing Mode Activeの表示を消すことに成功しました。
DELL Vostro 3500は、Inspiron 15 3501とVostro3400とも共通のマザーボードを採用しています。
Vostro3500以外でも同じ問題を抱えている可能性があるので、これらの機種であれば同様の対応で修理できるものと思われます。
同様の症状でお困りでしたら、ぜひ当店へご相談ください。
まずは無料でお見積りし、経験豊富なスタッフが修理対応させていただきます!
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タグ:BIOS修復, Intel ME
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