【水没】キーボードにジュースをかけてしまったPanasonic CF-SV2DFNCRの修理事例
カテゴリ:Windows, キーボード, ノートパソコン, ハードウェア, 液体こぼし・水濡れ hasegawa | 2025/11/30
故障症状
皆様こんにちは。ハセガワです。
本日は Panasonic CF-SV2DFNCR の修理事例をご紹介します。
今回は「キーボードにジュースをこぼしてしまった」とのことでご相談いただきました。
症状としては、
・キーボードを押したあと、すぐ戻ってこない
・押し感が変わり、引っかかるような感触がある
という状態でした。
こういった症状は、内部に液体が入り込んでいる可能性が高く、無理に操作を続けると悪化につながることもあります。
そのため受付時点では、これ以上状態を進めないためにも通電や操作は控えたうえで、分解診断を進めることにしました。

診断結果
分解して内部をチェックしたところ、キーボード内部に砂糖入りの水分(ジュース成分)が侵入していることが確認できました。
砂糖が入った液体は乾いても成分が残りやすく、内部で粘着質になってキーの動きを妨げてしまうことが多いんですよね。
今回の「戻りが悪い」「押し感が変」という症状も、粘着化した成分がキーの機構に絡んでしまったことによる故障と判断しました。
修理期間
7日
修理内容
砂糖入りの液体が入り込んだキーボードは、構造上、内部まで完全に洗浄するのが難しい部品です。
無理に洗浄しても再発リスクが残るため、今回はキーボードユニットごと交換を行いました。

交換したキーボード。すべてのキーが一枚のシート上に搭載されています。
交換後は入力テストをしっかり実施し、引っかかりや戻り不良がないかを確認して仕上げます。
修理結果
無事、キーボード交換完了です!
交換後は押し感も正常に戻り、入力も問題なく行える状態になりました。
ジュースやコーヒーなど糖分や油分を含む液体は特に厄介で、乾いてから不具合が出ることも多いんですよね…。
「ちょっとこぼしただけだから大丈夫かな?」と思っても、後からキーの戻り不良や連打症状が出てくることがあるので要注意です。
水没・液体こぼしのパソコン修理は PC-Fixsへ。
まずはお気軽にお問い合わせください。
何卒、よろしくお願いいたします。




〒101-0021
東京都千代田区外神田4-13-6
秋葉原STビル6F
・JR 秋葉原駅 電気街口徒歩5分
・東京メトロ日比谷線3番出口徒歩6分
・エクスプレス A1出口徒歩6分
![パソコン修理・データ復旧のPC Fixs[ピーシーフィックス]](/img/logo.png)



















