GMKtec / EVO-X2 BIOSアップデートに失敗してしまった状態の修理【BIOS修正】
カテゴリ:ハードウェア koikawa | 2025/10/05
故障症状
GMKtec / EVO-X2 128GB というパソコンでBIOSアップデートを実行したところ、
途中でエラーが表示され、以降は画面が真っ暗なまま起動しなくなってしまったとのことでPC Fixsに修理のご相談を頂きました。
こちらのPCはCPUがAMD Ryzen AI Max+ 395、グラフィック Radeon 8060S , メインメモリ128GB搭載と非常に高性能なPCとなっております。
中でもメインメモリ128GBのうち、96GBをビデオメモリに割りあてることができることが最大の強みで、AI生成等で利用されることが多いとのことです。
早速診断を行ってまいります。
診断結果
パソコンにはBIOSの情報を保持する電池(CMOSバッテリー)があります。
こちらを外し、動作を確認していきます。
……………. 特に症状に変化は無かったため、BIOS破損で間違いなさそうです。
次にBIOS情報の修正を試みます。
修理内訳
こちらの機種のBIOSチップにアクセスするためにはパソコンの全分解が必要となりますので、
順番に分解を進めていきます。
もう片側のサイドケースを空けますと一体になっているファンとヒートシンクが見えます。
ファンとヒートシンクのネジを外し、基板上のネジもすべて外します。
薄いヘラを端に差し込み慎重に基盤を外していきます。
高価なマシンなので震えますが、丁寧に丁寧に作業します。
裏側にも配線がありますので、慎重に外します。
基盤が外れました。基板上にBIOSチップがありますので、専用の装置に繋げ、BIOSを修正します。
修理期間
2日
修理結果
BIOS修正作業後、メーカーロゴが表示されました。
その後BIOS表示、PCの正常動作も確認が取れましたので、
無事修理完了となります。
「BIOSアップデートに失敗してしまった」「更新が入ってから画面が真っ暗」といった場合は、基盤故障の診断結果となることも多く、
メーカーでは基板交換と言われてしまうことがほとんどですが、
弊社ではBIOSをピンポイントで修正する修理を得意としており、これまでにも多数の修理実績がございます。
同様の症状でお困りの方はぜひPCFixs にお気軽にご相談下さい。





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