Dell Inspiron 14 7420 2-in-1 ヒンジが浮き上がる、ヒンジ破損
カテゴリ:ハードウェア machida | 2025/10/31
故障症状
今回は、Dellノートのお持ち込みです。
ヒンジが破損し開閉に支障があるとのこと、見てみると本体両側の取付基部が浮き上がっています。
破損状況の確認が必要です、まずは診断してみましょう。

裏蓋を開けたところ、ヒンジの固定部分を見るためには基板を外す必要があります。

どんどんバラバラにしていきます。

原因部分はここです。パームレストのネジ受けは金属で頑丈ですが、固定方法が数個の樹脂リベットではどう考えても耐久性に難がありますね。
診断結果
原因はパームレストの金属フレーム剥離でした。
本機種はタブレットモードになる全周型のヒンジ仕様のため、破損しやすい構造にも関わらず、フレーム固定方法が樹脂リベットと耐久性に問題がありそうです。
ネジ受けの真上にキーボードユニットがあり、構造上 貫通穴+ボルト固定方式での補修は見込めませんので、パームレスト一体を交換する修理のご提案となりました。
修理期間
2週間程度(部品手配期間を含む)
修理内訳
キーボードはリベット止め方式、トラックパッドは分離不能な一体パーツのため、一式丸ごと新品に交換となりました。
また、再発防止策として、ヒンジ部分に注油し必要以上に負荷がかかりにくいよう処置をしています。

この状態で一つの部品です。

新品のパームレストにどんどん部品を組戻していきます。

動作確認を行って作業完了。
修理結果
パームレスト交換によりヒンジ修理が無事に終わり、納品となりました。
構造上の耐久性の問題は気になりますが、暫くは大丈夫かと思われます。
今回は海外モデルのPCでしたが、国内海外問わず可能な限りご対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。
ヒンジのトラブルならPC-Fixsへ、まずはお電話やメールでお問い合わせください。




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