PC-Fixsでは、作業レポートを掲載しています。
事例の一環として納期や料金など参考になりますと幸いです。
TOSHIBA DT01ACA100 重度物理障害データ復旧
カテゴリ:LinkStation, データ救出・復旧, 外付けHDD pcfixs_f.iino | 2020/12/05
TOSHIBA DT01ACA100のデータ復旧事例です。
今回はリピーターの方からのご依頼でした。前回は何社も相見積を行い弊社に決めて頂いたそうで今回もご信頼頂きご依頼いただきました。
故障症状は「カチカチやビービーと激しい異音がして認識しない」です。
重度の物理障害は間違いない症状です。診断のため開封したところ致命的な状態を確認しました。
磁気ヘッド先端のスライダの変形と脱落です。下側は辛うじて残っていますが、上側は完全に剥がれて飛んで行ってしまっています。
磁気ヘッドに変形があるということは、変形した磁気ヘッドがプラッタに接触して損傷があることは、ほぼ間違いありません。
こういった場合はかなり高難度作業になりますのでHDD自体の完全な解体が必要になります。
さらに診断を進めると、またも問題を確認。モーターから派手にオイルが流れ出しています。
今回はモーターが正常回転せず、磁気ヘッドが正常浮上せずプラッタに接触破損したものと思われます。
(こちらの写真は拡大すると埃が付着していますが、作業完了後に一般室内で撮影したためで、実際の作業時はClass100環境で作業しています)
今回はこれだけの状態なので超高難度作業となりますが、汚染されたプラッタのクリーニング、ベース交換(モーター含)、磁気ヘッド交換などを適切に実施し認識に成功しました。
認識させてみるとバッファローのNASに内蔵されていたHDDであることが判明。
通常のWindows外付けHDDに比べると特殊な作業が必要になりますが、ここもクリア。
最終的には99.6%以上のデータを救出し納品させていただきました。
難易度の高い作業でしたが、今回もご期待に応えることができ一安心です。
ご依頼ありがとうございました。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます
タグ:NASデータ復旧, モーター障害, 重度物理障害
パソコン修理・データ復旧は持込・宅配・出張にて行います!
〒101-0021
東京都千代田区外神田4-13-6
秋葉原STビル6F
・JR 秋葉原駅 電気街口徒歩5分
・東京メトロ日比谷線3番出口徒歩6分
・エクスプレス A1出口徒歩6分
〒169-0075
東京都新宿区高田馬場2-14-5
第一いさみやビル8F
東京メトロ東西線 高田馬場駅
6番出口徒歩1分